TOP / とかちコラム一覧 / プロジェクト / とかち ファンミーティングレポート(2024年5月開催)

プロジェクト

十勝ブランドの魅力を堪能!
とかちファンミーティングをレポート

今年も十勝のファンが集まりその魅力を語り合い、十勝を楽しむイベント

「とかちファンミーティング」が5月24日(金)に開催されました。

今回は十勝の優れた商品に認定を与える「十勝ブランド」にスポットをあて、

十勝の食の価値をどのようにして向上させていくかを検討するイベントになりました。

その様子や内容などをレポートしてまいります。

 

※「とかちファンミーティング」とは

とかちファンの方々の知見を、十勝の人や企業に反映し、地域産業の活性化を図っていくことを

目的とした事業の一環として開催しているイベントです。

場所は以前のイベントと同じ、東京都港区新橋にある「ザ コアキッチンスペース」です。

「日高山脈を眺めながら十勝の美味しいもの食べにきて欲しい」と市長が挨拶!

まずは帯広市長の米沢則寿(よねざわ のりひさ) より挨拶。

国立公園に格上げされる「日高山脈襟裳国定公園」の新名称に「十勝」が加えられ

「日高山脈襟裳十勝国立公園」となる話題に触れつつ

「十勝から見る日高山脈は極めて美しいです。各学校の校歌にたくさん『日高山脈』というワードが出てくるくらい、私たちにとってはとても身近な存在です。その美しい景色を眺めながら十勝の美味しいものを食べるのは最高の体験だと思っているので、是非十勝に遊びにきて欲しいです」と述べた。

「十勝には目には見えない何かがある」とアルプス技研 松井様が挨拶!

続いて、本事業の協賛者である株式会社アルプス技研の創業者・最高顧問の松井利夫(まつい としお)様より挨拶がありました。

「この地域に魅せられて、気づけばほぼ20年が経ちました。何がそんなに魅力的なんだろうと考えることがあります。でもその理由が自分でもはっきりとはわかりません。事実としてあるのは十勝の人たちは、様々なことにチャレンジする方が多いんです。開拓の歴史が深く染み込んでいる地域だということです。十勝には目に見えない何かがあるんです。それが、この地域から多くの起業家やチャレンジャーを生み出しているのかもしれません。」と

十勝に眠る可能性とイベントに参加する方々を鼓舞する一言を述べ、イベントがスタートしました。

まずは自己紹介!

前回のファンミーティング同様に4つのグループに分かれて進行。

4~5人の参加者+ファシリテーターでチームを組み、

まずはお互いを知るための自己紹介タイム。

「ニックネーム」「趣味」「十勝の好きなところ」を発表し、

お互いのことを知って関係性を深めていました。

すでに熱のこもった十勝へのラブコールが飛び交っており

グループ内で距離がグッと縮まっていく様子が印象的でした。

グループワーク① 十勝のラクレットチーズについて

お互いのことも分かったタイミングでグループワークがスタートです。

前半戦のグループワークのテーマは十勝ファンの皆様に

「興味があるとかち食材」のアンケートを事前に取り、

その結果を反映したテーマとなっています。

そして1つ目のテーマは…見事1位を獲得した十勝のチーズ!

その中でもまだまだ流通量の少ないラクレットチーズについて

意見を出し合い、各チームまとめていきます。

まずは十勝のラクレットチーズに向き合い続けている

十勝品質事業協同組合 統括マネージャーの三浦さなえ(みうら さなえ)さんから、

事業紹介とラクレットチーズをより普及させるために

解決しないといけない課題を発表してもらいました。

そして三浦さんから出された

お題は「ラクレットチーズの魅力を多くの方に知ってもらい、食べて頂くにはどうしたらいいか」でした。

制限時間は20分。各チーム活発に意見を出し合い、最終発表に向けてまとめていきます。

タイムリミットになったところで各チームのアイデア発表となります。

手軽で伝わりやすいネーミングのレシピ開発や、

「ラクレットチーズ」というワードをもっと世に広める活動をしていくべきなどの意見が出るなか、

「食べられる漬物石」として売り出してみては!という斬新なアイデアもあり、

共感と笑いが入り混じったディスカッションとなりました。

十勝の食を堪能!お食事タイム!

会場内に“お腹が空いたー”という空気が流れ始めたところで

お食事タイムとなりました。

今回も十勝産の食材をふんだんに使った美味しい食事をご提供。

■お品書き

・無添加ウインナーとラクレットチーズ

  (うらがみミート) (十勝プライド)

・トントロ生ハムとアスパラとケールのサラダ ~柑橘ドレッシングで~

 (うらがみミート) (なまら十勝野) (夢想農園)

・アサリとチーズとうがらしのパスタ

 (渋谷醸造)

・雪蔵甘熟メークイン ニ冬越(ふたふゆごし)を使ったフライドポテト ~ハーブ風味~

 (とかち井上農場)

・無添加ベーコンのグリル

 (うらがみミート)

・Lilyne(りりね)~ゆり根の羊かん~

 (JA忠類)

■付け合わせ

・トマトソースと十勝豚味噌キャラメルソース(渋谷醸造)

食事を楽しむ中で今回ドリンクや食材を提供している

あいざわ農園さんとうらがみミートさんの紹介の動画が流れ、

その後、会場の十勝ファンと提供事業者が会話を交わすシーンもありました。

グループワーク② 十勝の発酵食品について

お腹がいっぱいになったところでグループワークの後半戦がスタート。

後半戦のテーマは十勝の発酵食品!

まずは本別町の事業者である渋谷醸造の岡田清信(おかだ きよのぶ)社長から

事業内容や取り組みを紹介してもらい、

「十勝の発酵食品を多くの方に知ってもらい食べてもらうために、

その食べ方や販売方法も含めてユニークなアイデアを考えてほしい」

というお題が発表されました。

前半戦と同じ熱量で議論が盛んに行われ、

具体的な商品開発案や食べ方の工夫などが各チームから発表されました。

十勝をもっと知ってもっと食べて。そして最後は笑顔で記念撮影!

最後に十勝ブランドを管理している、とかち財団の藤村秀憲(ふじむら ひでのり)さんと清水友紀子(しみず ゆきこ)さんが

登場し、十勝ファンに向けて十勝ブランドのPRとともに、

十勝産品をもっと知ってもっと食べて欲しいという熱い気持ちを伝えていただきました。

その後は「あなたにとって十勝の味とは?」という問いへ答えた紙を掲げて、

「はい!とかちぃー」の合図で記念撮影をしイベントが終了しました。

共感し合う仲間が集まり意見を交わすことで新しいイメージや発想が生まれる。

そういった機会を与えてくれるこのイベントはファンの皆さんにとっても

主催する側にとっても貴重な場になったと思います。

参加された皆さんにはこの「とかちテーブル」を介して親交を深めていただけると嬉しいです。

アバター画像

とかちテーブル管理人

「とかちテーブル」の管理人アカウントです。
北海道・とかちの魅力をたくさんの人に届けられるよう、さまざまな情報を発信していきます!

https://tokachi-table.com

この記事へのコメント