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プロジェクト

【いよいよ本番!とかちファンミーティング2025】

体験ツアーを終え、いよいよ今回のメインイベント「とかちファンミーティング」の本番です。

会場となったのは、十勝ヒルズ

ツアー参加者と地元事業者が一堂に会し、十勝の未来について語り合う時間が始まりました。

はじめに、帯広市長の米沢 則寿より挨拶。

「この地域がもつ素晴らしい農業・食・自然により付加価値をつけ、もっと発信していきたい。外から見た十勝の魅力や、戻ってきた方の視点、そして十勝ファンの声をぜひ聞かせてほしい」と呼び掛けました。

【グループワークスタート!十勝の可能性を語ろう】

参加者と地元事業者が6~7名ずつのグループに分かれ、ワークショップがスタート。

テーマは次の2つです。

①ツアーで感じた「十勝の可能性」は?

②その「可能性」を十勝内外に拡げていくためのアイデアは?

まずは5分間の個人ワークがスタート。

思いついたアイデアや感じたことを次々と付箋に書き出していきます。

集中しながらも、会場の空気は明るく前向き。

続いて10分間のグループディスカッション。

ツアー中にすでに交流を深めていたこともあり、意見交換はとても活発でした。

笑顔が絶えず、和やかな雰囲気の中でアイデアがどんどん広がっていきます。

最後に再び個人ワークでまとめを行い、1人ずつ会場全体へ発表していきます。
印象的だったのは、多くの参加者が口を揃えて「十勝は、体験してこそ本当の魅力がわかる」と語っていたこと。

人の温かみがあって、誰かに紹介したくなる場所。
地元ではないのに、まるで地元のように感じられる場所。
どの発表にも”十勝愛”があふれ、熱のこもったプレゼンばかりでした。

発表の中では
「もっと気軽に体験できる受け入れ先を増やすべき」
「ふと十勝に帰りたくなるような場所があるといい」
「十勝ファンにレベルをつけちゃうとか?」
といった具体的な意見も登場。
十勝を体験したからこそ、より熱気とアイデアにあふれたディスカッションとなりました。

ワークショップを終えたところで、ファンベースカンパニーの大塚正樹さんより講評。
「こんなにも『大好き』『応援してる』と言ってもらえる地域はなかなかない。ファンの力には人を動かし、地域の価値を高める大きな可能性がある。十勝にはそれを体現するみなさんがいることが本当に嬉しいです」と話しました。

【交流会】

ここからは、待ちに待った交流会です。

今回は北海道ホテルによる十勝産の食材をふんだんに使ったビュッフェが提供されました。

まずは、COCKTAIL BAR パルのマスター椿 芳則さんが、特別に創作したカクテルで乾杯!

使用されたのは、十勝平野蒸溜所のクラフトジン。

さらに、体験ツアー中に参加者がつくったオリジナルジンもこの会場で提供され、ツアーの思い出を味わいながらの交流会がスタートしました。

参加者によるオリジナルカクテルのネーミング投票が行われるというユニークな企画も。

果たしてどんな名前に決まるのか、最後までワクワクが続きます。

つづいて本事業の協賛者である株式会社アルプス技研の代表取締役会長 渡邉 信之様より挨拶がありました。

十勝に眠る可能性や、この地域で挑戦する人々へのエールを込めた温かな言葉が贈られました。

 

交流会では、十勝ヒルズから販売前の「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚のローストポーク」、

合同会社トカチクラフトから、豊頃町の小笠原農場で収穫された大麦を使用したクラフトビールが提供されるなど、会場はまさに十勝の恵みを味わう特別なひとときに。

さらに今回は、十勝のオリジナル商品を楽しめるお土産セットが後日参加者のもとへ届くという嬉しいサプライズも。中身は音更町にある「Hapio」で人気商品の「ハピマン」をはじめとした冷凍商品の詰め合わせ。参加者は自宅に帰っても十勝の余韻に浸れますね!

そしていよいよ、投票で決定したオリジナルカクテルの名前が発表されました。

その名も「黎明(れいめい)」。

”夜明け”を意味する言葉で、淡い色合いのカクテルにぴったりの名前です。

最後は記念写真を撮影し、笑顔と拍手に包まれながらイベントはフィナーレを迎えました。

【十勝の可能性が拡がった とかちファンミーティング2025】

こうして幕を閉じた「とかちファンミーティング2025」。

今回初めて十勝での体験ツアーとして開催された本企画では、

道外から参加された十勝ファンや、地元事業者、主催者にとって

それぞれの視点から十勝の新たな可能性を見つけることができた貴重な機会となりました。

体験を通して深まった十勝への愛とつながりが、

これからのまちづくりや地域発信の大きな力となっていくことでしょう。

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とかちテーブル管理人

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