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家族の想いがカタチになったブドウ園

いきなり問題!!

なんと読むでしょう!→「以平」

十勝ファンの皆さんでもこの地名は聞きなれないかもしれません。

帯広市の一部でもあるこの地区は「いたいら」と言います。(“似平=にたいら”ではないですよ!)

帯広市から車で30分ほど走ると着くこの地区に親子の想いがカタチになったあいざわ農園があります。

農園内にはワイナリーが併設され、本格的なワイン醸造も行われています。

 

幼い頃の思い出が大きな夢に。

幼い頃に山林に行き自生する山ブドウを摘んで食べていた農場長の相澤龍也さん(父)は

思い出の味であるこの山ぶどうを守りたいという想いから、自ら原野を開墾しブドウ畑を造ります。

これだけ聞くと「黒板五郎」のような人かなと思われるでしょうが、本業は不動産屋さん(鈴蘭不動産の社長さん)。

このブドウ栽培で新規就農でもしっかりとビジネス化できることを体現していきたいと思いその夢を広げていきます。

父の夢をより具体的に。

父が夢の実現に近づいていく中でその影響を受け父と共にあいざわ農園合同会社を立ち上げたのが

あいざわ農園 代表の相澤一郎さん(息子)。

 

様々な経験を経て学んだ知識で山ブドウのほか、「山幸」や「清舞」など6品種を無農薬で栽培しています。

栽培から加工・販売までを確立し、2019年には十勝では56年ぶりとなるワイン醸造免許を取得して

「相澤ワイナリー」を開設し本格的にワイン醸造に取り組んでいきます。

家族の想いがカタチに。

ワイナリーが本格稼働していく中でついに家族の想いがカタチになります。

2020年には念願の自社仕込みワイン「龍之介2019」が発売となりました。

この美味しい酸味が満ちるロゼワインには、相澤代表の息子さんの名前が冠されています。

2023年には自社のブドウ畑で生み出された新品種「いちな」を使った「いちな2022」

こちらは代表の娘さんの名前を冠した赤ワインです。

 

現在、農園では父・龍也さんの思い出の味である山ブドウを使った赤ワインや

微発砲のロゼワインなどを醸造・販売するほか、ぶどうジュースやジャム・ぶどう塩などの加工品も販売しています。

 

今後は農園内の施設を改装し、ワインショップや宿泊施設を設けるほか

収穫体験や「食」をテーマにしたイベントの開催などに取り組んでいきたいと

考えているそうなので、「食」に興味のある十勝ファンの皆さんは注目の農園さんです。

あいざわ農園(相澤ワイナリー)

住所 帯広市以平町西9線21-1

連絡先     TEL 0155-63-7723

ホームページ   https://aizawanouen.com/

 

相澤ワイナリー オンラインショップ

https://aizawanouen.com/shop/

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  1. 珍しい品種ばかりですね!
    以平にあるイタイラウィンズというカフェが凄く素敵で帯広空港にも近いので何度かあのエリア通りかかったことがありますがワイナリーができていたとは知りませんでした。見学できるようでしたらぜひ次回の旅行計画に入れたいです!

  2. とかちテーブル事務局兼とかちファンのtoshiです!
    ばっちり相澤代表に聞いてきました!
    ① 十勝管内レストランでは中心市街地にあるフレンチ「マリヨンヌ」で召し上がることが出来るそうです!お酒だけではなく、十勝産食材がふんだんに使われている素敵なお店ですよ~
    ② 首都圏ワインショップでも見かけることが出来るらしいです。僕も詳細は存じ上げませんが、
    「ウィルトスワイン」、「水橋」、「BottleTokyo」、「イルネージュ」、「こばこ」※すべてワインショップです。
    で、タイミングがあれば取り扱いがあるかも?とのことです!
    まだ製造量が多くないので、見かけることができたらラッキーですね!
    ③ 見学については、事前にご連絡いただければ対応できますとのことでした。先日十勝の新聞社に取材され、ショップ、作業体験など観光コンテンツを充実させていくとの記事も掲載されていました!ますます目が離せないですね!

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