こんにちは。
今回は7月中旬、小麦がちょうど収穫を迎えるころに実施した、「十勝視察ツアー」についてご紹介します。
農業
つくるを食べるのもっと近くに
生産者と実需者の交流を行いました!
こんにちは。
今回は7月中旬、小麦がちょうど収穫を迎えるころに実施した、「十勝視察ツアー」についてご紹介します。
ヤマチュウが毎年実施している十勝視察ツアー。
参加者は全国の実需者=小麦や豆を実際に使う人、つまりパン屋さんやお菓子屋さんです。
今年は小麦粉や小豆のユーザーであったり、まだ使ってはないけど興味を持ってくださっている方だったりが、全国各地から10名ほどご参加くださいました。
ツアーでは小麦畑や小豆畑、製粉・精選工場を見学したり、小麦粉のお客様のお店を訪問したりと、盛沢山な内容でした!
そのツアーの様子をちょっぴりお見せしたいと思います。
この時期に外せないのが小麦畑の見学です。
ちょうど収穫時期を迎え、黄金色に染まった小麦畑は圧巻です!
希少品種の「キタノカオリ」や、新品種の「みのりのちから」などの畑を見学しました。
なんと生産者さん自作のトロッコに乗って、畑の中をぐるっと案内していただいたり!
また、特大の小麦のコンバインや小麦の粒を乾燥させる機械も見せていただきました。
畑にしても機械にしても、本州では見ることのない規格外の大きさで、皆さん興奮されていました!
小麦のほかにも、小豆やじゃがいも、山わさび、ワインのぶどう畑を見学しました。
小豆はちょうど花をつけだしたころで、小さな小さなさやができていました!
じゃがいもはお花が満開のタイミングで、畑一面に白やピンクのかわいい花が咲いていました。
「山川農園」の山わさびは北海道で育てられる真っ白なわさびです。畑を歩くとほのかにわさびの香りがしました!
「十勝まきばの家ワイナリー」では、北海道で開発された「山幸」というぶどうの畑を見学しました。国際品種にも登録されているそうです。
十勝ではいろいろな作物が同時に育っているので、畑がとてもカラフルで、景色を見ているだけでも面白いです!
ヤマチュウには豆の精選・選別工場と、小麦の製粉工場があります。
大豆や小豆などの豆が、どのようにしてツヤツヤで粒ぞろいの商品になるのか、また小麦の粒からどのようにして小麦粉になるのかを、一部工場にて見学したり、ムービーでみていただいたりしました。
皆さん、初めて見る工場のラインや機械に興味津々で質問してくださりました!
そして皆さんご存じであろう、十勝で有名なパン屋さん「ますやパン 麦音」にも行ってまいりました!
焼きたてのパンがたくさん並んでいて、広いお庭で小麦畑を見ながらパンを食べられる、まさにパンのテーマパークのような場所です。
帯広の街中にある「ワインバルビスコット」では、十勝の野菜やお肉をふんだんに使ったコース料理を楽しみました。
特に北海道産小麦粉で焼いたパンが、焼きたてで外はカリッと、中はもっちりでとても好評でした!
いかがでしたでしょうか。夏の十勝の様子を感じていただけましたか?
毎年夏に実需者の方を十勝の畑にご案内するのですが、冬には生産者の方を全国の実需者のお店や工場にご案内します。
このように生産者と実需者が顔を合わせて交流する機会を作るのは、「つくるを食べるのもっと近くに」というミッションを掲げるヤマチュウの使命です。
こうして生産者と実需者のつながりのもとで作られる最高の商品たちを、今後も消費者の皆様へご紹介していきたいと思います!
十勝の人と、食と、風景に惚れて、十勝の会社に転職した人です。
「つくるを食べるのもっと近くに」をモットーに、東京で十勝のおいしいものを届けるお仕事をしています。
趣味は農家さん、酪農家さんをまわることです。