京都府京田辺市出身。現在24歳の社会人2年目です。
小さいころから近所の田んぼや川で遊んできたため、自然が大好き。
そして、なんでも手作りしてくれるお母さんのごはんがおいしくて、食べることも大好きになりました。
そんな私は、高校生の時に「里山資本主義」という本に出会い、そこで紹介されている「自然や食など、地域にあるものを活かした地域おこし」に惹かれます。
そして立命館大学文学部の地域観光学専攻に入学し、4年間あちこちの田舎で農業や酪農、田舎暮らしを経験してきました。
裏話
自己紹介①
京都からなんでとかちに??
京都府京田辺市出身。現在24歳の社会人2年目です。
小さいころから近所の田んぼや川で遊んできたため、自然が大好き。
そして、なんでも手作りしてくれるお母さんのごはんがおいしくて、食べることも大好きになりました。
そんな私は、高校生の時に「里山資本主義」という本に出会い、そこで紹介されている「自然や食など、地域にあるものを活かした地域おこし」に惹かれます。
そして立命館大学文学部の地域観光学専攻に入学し、4年間あちこちの田舎で農業や酪農、田舎暮らしを経験してきました。
大学3回生になったころ。
今までいろんな田舎で農業体験をさせてもらってきたけど、私って本当に農業について、農家さんについてわかっているのかな。もっとがっつり農業やってみないと、本当の農家さんの苦悩ややりがいはわからないんじゃないかな。
そう思ってFacebookでなんとなく農業系のイベントを探していると、たまたま流れてきたのが、とかちでの3週間の農業インターンでした。
これだ!!と即決し、その夏に初めての北海道、初めてのとかちに降り立ちました。
15人ほどの学生が、とかち帯広のそれぞれの農家さんのもとで、3週間農作業をするというインターン。メインの作業はハーベスターという大型の機械でのじゃがいもの収穫と選別でした。
北海道の夏とはいえど30℃くらい暑い日もあるなかで、毎日重たいじゃがいもを運んだり、時には畑のはじっこを機械ではなく手でじゃがいもを掘ったりするのは、本当に大変でした。
また、雨が降ると畑がぬかるんで機械が入れなくなる。だから晴れているうちに収穫をしてしまわないといけない。
でも晴れが続きすぎると、今度はじゃがいもについた土がさらさら取れて、いもが打撲しやすくなる。
こんな感じで、せっかく長い時間と手間をかけて育ててきても、天候によって努力の成果が左右されてしまう。農業のどうしようもない理不尽さを思い知らされました。
でも。作業中、ハーベスターの上でふと顔をあげると、どこまでも続く雄大な畑と、青い空、どっしりかまえた山々。時折吹く風が心地よい。
そして作業後、お腹ぺこぺこで食べるごはんのおいしいのなんの!ごはんはもちろんこの畑で採れたじゃがいも、とうもろこし、かぼちゃ、とまと、、、
そして何より、3週間私にいろんなお話を聞かせてくれて、「いつでも帰っておいで」とあったかく迎え入れてくれた農家さんファミリー。
とかちは、また帰ってきたくなる大事な場所になりました。
それから私はほぼ半年ごとに、インターンや旅行でとかちを訪れています笑
来るたびにおいしいごはんとあったかい人に触れ、もう離れられなくなりました。。。!
この魅力を、私だけで味わうのではなく、もっとみんなに知ってほしい。みんなもまず見に来てほしい。食べてみてほしい。会ってみてほしい。
私の想いをシンプルにいうと、こういうことです。
私は田舎に存在している「人間らしさ」「自然と共存する暮らしの知恵」「お金じゃない豊かさ」に惹かれると同時に、自然と向き合いながらおいしいものを作ってくれる生産者さんへの大きなリスペクトを感じました。
一方で、「田舎なんて何もない」「農業を継がせたくない」、そんな声を聞いたことがある方もいるんじゃないかと思います。
私はこのギャップをどうにかしたい。
日本の田舎の知られていない価値や可能性を発信したい。それを未来にちゃんと残していきたい。
生産者さんにもっと誇りを持って生きてほしい。「生産者になる」ことを、人々の生きる選択肢に入れてほしい。
これが私の人生のミッションです。
今回は、3年前の私ととかちとの出会いについてでした。
次回は、私ととかちの今について、お話したいと思います。
十勝の人と、食と、風景に惚れて、十勝の会社に転職した人です。
「つくるを食べるのもっと近くに」をモットーに、東京で十勝のおいしいものを届けるお仕事をしています。
趣味は農家さん、酪農家さんをまわることです。