Project 03
2022/07/27
とかちをチーズ文化の発信地域に!& 株式会社十勝野フロマージュ
とかちがチーズ文化の発信地域「チーズ王国」となるためには?
一緒に真剣に考えるプロジェクトを現在進行中です!
とかち中札内で生まれた上質なチーズ
十勝野フロマージュ
2000年3月設立。乳製品を製造・販売し、とかちのナチュラルチーズ工房として有名な「十勝野フロマージュ」。
ノルマンディーのカマンベールを手本に、中札内村の新鮮な生乳を使いひとつひとつ丹念に造りあげたナチュラルチーズを製造・販売しています。
北海道洞爺湖サミットで提供され、JAL国際線機内食として採用された人気商品「おいしいカマンベール」をはじめ、マッシュポテトにチーズを練り込んだ「十勝アリゴ」など、バリエーション豊かなチーズが揃っており、2021年ALL JAPANナチュラルチーズコンテストでは、青カビ部門・白カビ部門で「Banba」がそれぞれ部門賞(各部門1位)を受賞しました。
工場の敷地内にある店舗や道の駅「なかさつない」にあるジェラート店には、夏をピークに親子連れやカップルなどが毎日たくさん来店してそのおいしさを 楽しんでいます。
とかちがチーズ文化の発信基地となるために
名実ともに「チーズ王国」を目指す
プロジェクトのきっかけは、十勝野フロマージュの赤部代表がチーズの本場フランスを視察して得た経験から。そこで見たフランスのチーズの種類の多さや生産量の違いに驚き、またフランス各地方の特色あるチーズ文化を感じたことから、とかちでもそれを体現できるようにならないか、と考えるようになりました。
プロジェクトの構想は、とかちがチーズ文化の発信地域となるような、生産数や品種、ソフトやハード面の整備を行い、名実ともに「チーズ王国」を目指す取り組みを5年程度で実現化すること。日本のナチュラルチーズのうち3分の2を生産する「チーズ王国」とかちで、特色のあるチーズや工房をめぐり、五感で味わうことのできるチーズ文化の醸成を目指したいと思います。
日本はチーズ文化がまだまだ浅いため、そのためには一般消費者が求めるイメージやニーズを具現化する戦略が必要です。どんなチーズがあると訴求できるか、訪れて楽しいチーズ工房の理想的な姿や機能(ソフト面、ハード面)は何か、意見や感想をぜひお聞かせください。
「とかちファンミーティング」に参加してきました!
株式会社十勝野フロマージュ 代表取締役 赤部順哉
令和4年7月28日(木)に東京・新橋で開催された「とかちファンミーティング」に参加し、以下のテーマについて実際にファンの皆様とワークショップをさせていただきました。
テーマは
1. どんなチーズがあるとユーザーに遡及できるか
2. 訪れて楽しいチーズ工房の姿や機能
でした。
ファンのみなさんは十勝に住んでいる私たちよりも十勝に詳しくて、お話している節々に十勝愛を感じることができて、私自身、より魅力的で、皆様に遊びに来ていただける「十勝野フロマージュ」でいられるよう、頑張っていこうと改めて感じるきっかけになりました。
これが、Aチーム(上)Bチーム(下)それぞれの意見のまとめです。
「Tokachi」そのものを世界共通の「チーズ」という意味にしてしまう、現地でしか食べることのできない「賞味期限の極端に短いチーズ」など、これまで考えもしなかった意見なども聞くことができ、非常に興味深かったです。
私の中で印象に残ったご意見は、「チーズめぐりツアー」、「チーズ食べ比べ」という十勝の各チーズ工房の商品を一気に楽しめる企画に皆様興味を持ってくださっているということでした。
実際に十勝のチーズ企業が集まって「十勝ナチュラルチーズ協議会」という団体を組織しており、何かいい方法がないかメンバーとも話してみようと思いました。
また、「他業種とのコラボ」、「十勝発のチーズ」という話題が出たのも印象的でした。まずは十勝管内の企業とコラボした商品開発などの企画を考え、改めて「とかちテーブル」上で皆様から様々なご意見をいただければと思います。
その他のアイデアやご意見についても、大変興味深く、ワクワクするものが多かったです。これらについても、今後検討していきたいと考えております。
最後に、当日は皆さんととても楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております。
とかちのチーズ文化の醸成のために!
チーズ王国を目指すプロジェクトを
現在進行中です!