Project 01
2022/12/26
とかち全体をパンのテーマパークに!& 株式会社満寿屋商店
「とかちがパン王国になるために」を
一緒に真剣に考えるプロジェクトを現在進行中です!
十勝産小麦100%のパンで
消費者と繋がる満寿屋商店
創業1950年。とかちで生まれ、とかちで育ち、とかちで愛され続けるパン屋さん「満寿屋商店」。2022年4月にオープンした道の駅おとふけ内にも新規店舗がオープンし、現在、管内7店舗で営業しています。
お店のパンは全て十勝産小麦100%。とかちの生産者や事業者と連携するほか、食育活動も行なっており、2005年からはじめた出張ピザ教室は年間20〜100回開催しています。
「十勝産小麦で日本の食の安心を守りたい」
そんな思いからプロジェクトがスタート
将来、世界的な食料不足となる可能性があるなか、日本は過去最低の食料自給率37%となり、今後は食料確保が困難になってくるリスクがあります。特に、日本人の主食になりつつある小麦の自給率は15%と非常に低く、パン用途の小麦の自給率は5%未満とも言われています。
輸入小麦は残留農薬基準値も緩和され「食の安心」について不安要素のあるなか、「日本一の小麦の生産地であるとかちから日本の食の安心を守りたい」と考えたことからこのプロジェクトはスタートしました。
「2030年 とかちがパン王国になる」には何が必要か?
十勝産小麦のファンづくりを一緒に考えましょう!
とかちの畑作面積のなかで最も作付け面積の多い小麦。
十勝産小麦そのものの価値を高めることで、地産地消の促進、とかち全体の食文化向上と人材育成、そしてとかちをますます発展させていきたいと私たちは考えています。
ビジョンは「2030年 とかちがパン王国になること」。
プロジェクト名は「麦楽(ムギタノ)」。
パン王国を通じ、とかちに小さな幸せをたくさん創っていく事業です。
とかちの未来、子どもたちの未来、日本の食の安心を守るために、「とかちパン王国」には何が必要か?
全国に十勝産小麦のファンをつくるためにはどうしたらよいか?
「とかちファンミーティング」に参加してきました!
株式会社 満寿屋商店 代表取締役 杉山雅則
令和4年7月28日(木)に東京・新橋にて開催されたイベント「とかちファンミーティング」にて十勝ファンの皆様とワークショップなどの交流をさせていただきました。
当社のテーマは「麦楽~ムギタノ~」です!
2012年10月に十勝産小麦100%で全店全商品を製造することを実現した当社は、十勝産小麦の価値をもっともっと高めていきたいと考えております。小麦の一大産地である十勝にしかできない新しいパン文化を創造するために、十勝全体をパンのテーマパークとし、その文化を世界に発信することを夢見ております。
「2030年、十勝がパン王国になる」
消費者・農家・ベーカリーの皆さんを幸せにできる地域を作りたいというビジョンを描いたのは2010年のことでした。日本一の敷地面積を誇るベーカリー「麦音」がオープンして間もないころです。当時はまだまだ漠然としておりましたが、月日が経ち、仲間も増え、十勝産小麦の知名度を上げていくことができました。少しずつ目指すところが具体的になってきていると実感しております。
9月には新しく「とかちパン王国準備室」を設立し、取り組みをさらに加速させていきます!
そんな中、今回の機会をいただき、皆さんと一緒に
『十勝の未来を守っていくためにとかちパン王国に必要なもの』
『全国に十勝小麦ファンを増やすために必要なもの』
の2点についてディスカッションをさせて頂きました。
上がAチーム、下がBチームです。
皆さんから素晴らしい意見をたくさんいただけたと思っております。特に印象に残った意見をいくつか紹介します。
1.小麦を知る機会を作る
2.夕食パン文化
3.他の食材とのコラボ
4.地域としての取組
◆ 小麦を知る機会を作る
当社もまさに食育を含めた地域の小麦文化の醸成に力を入れております。麦音の広い敷地を活かしたイベントの招致や、施設内には小麦畑もありますので、子供たちに種まきや収穫などを体験してもらう活動も行っております。このような取り組みは今後もどんどん進めていきます!
◆ 夕食パン文化
おっしゃるとおり日本には夕食にパンを食べる文化がまだまだ少ないです。逆に考えればそこに大きな伸びしろがあるのも事実であり、多様なパンとのかかわり方を提案していければと考えております。
今後、とかちテーブル内でもご紹介いたしますので、ぜひコメントいただければ幸いです。
◆ ほかの食材とコラボ
グループワークの中では、地域食材や大手企業とのコラボだけではなく、飲み物とのペアリングや、ほかの小麦原料の食べ物との連携などのご意見も頂戴することが出来ました。
多くの人に十勝産小麦のすばらしさを知って貰うきっかけを作りながら、他の十勝の食文化も紹介することができると思うので、異業種とのコラボなんかも今後考えていければと思います。
◆ 地域としての取組
地域全体として地域の小麦文化・食文化を醸成していく機運を高めることも重要なものの1つであると思います。十勝のパンのすばらしさを地域の共通認識として共有し、発信していくことや、地域のベーカリーが一体となって取組を企画していくような動きを今後もっともっと進めていきたいと感じました。
日頃なかなか皆様のような十勝を評価してくださっている地域外に住む方々にご意見を頂戴した
り、ますやパンを食べていただいて直接感想を聞くことができる機会がない中、このような場で皆様
とお話しできたことを大変うれしく思います。全ての項目に共通したことではありますが、今回の機
会だけではなく、この「とかちテーブル」を通じて今後も皆様からアイデアを募集するなど、引き続
きいろいろな相談をさせていただきたいと考えております。
現在1.2ヘクタールの敷地面積を有し、日本最大のパン屋さんとなっている「麦音」。なんと2025
に拡張を予定しており、倍以上となる3ヘクタールのパン屋さんに進化する予定です!
是非皆さんのお知恵も借りながら、素晴らしいパンのテーマパークを作りたいと思います!
ぜひ十勝にいらした際はますやパンを食べて十勝産小麦を感じていただければ幸いです。
このような機会をいただき、誠にありがとうございました!!
これからもよろしくお願い申し上げます。
満寿屋商店と一緒に楽しみながら考える
プロジェクトを現在進行中です!
<参加募集は現在締め切っております>
-
-
満寿屋商店様
案内を頂いた9月19日のイベント日は都合がつかないので応募はしませんが、
十勝ファンとして無い知恵を絞ってみました。
これまでの活動の上に各地の生活クラブと提携してパン焼き教室を十勝からネット経由で実践してみるのはどうでしょうか。私も今年から生活クラブ会員になっていますが、安全で美味しい食について強い関心のある方たちが大勢います。(ご希望なら紹介します)他にも食に関するコミュニティは関東圏一帯に多くありますのでコンテンツを揃えてからドアをノックしてみては。特にパンの種類と合う料理の知恵はまだまだ理解がされていないと感じます。
この記事へのコメント
コメントを投稿するにはログインしてください。
満寿屋さん
【パン王国】と知れ渡る為に;
案①急がば回れ;若者にインプットする→修学旅行、学生旅行等(外国人も人気あるハズ)を対象に、麦畑、麦生産過程の体験学習、そして食べてもらう→十勝で食べた味覚、景色、けえして忘れられない、ハズ、です
案②インパクト広告を首都圏で出稿する(電車ジャック、空港ジャック等々)→シズル感満載の内容→十勝での体験済消費者には、思わずシズル(ごくりと生唾を飲む)醸成→認知度及び、ブラン力向上に火が付く
案③”オニオンスープ”ブランドをオール十勝で立ち上げる→パンの食べ方普及の新しい提案へ
如何でしょうか?