今年の7月27日・28日に、東京都港区新橋にある「ザ コアキッチンスペース」にて「とかちファンミーティング」が開催されました。
今回の記事では開催の様子や内容などをレポートしてまいります。
「とかちファンミーティング」とは、とかちファンの方々の知見を、十勝の人や企業に反映し、地域産業の活性化を図っていくことを目的とした事業の一環として開催されました。
7月27日は新たなとかちファンの方々にお集まりいただき、とかちファンの方々が感じている魅力を大いに語りあっていただきました。
裏話
とかちテーブル事務局スタッフ
今年の夏に行われた
「とかちファンミーティング」についてご紹介します!
今年の7月27日・28日に、東京都港区新橋にある「ザ コアキッチンスペース」にて「とかちファンミーティング」が開催されました。
今回の記事では開催の様子や内容などをレポートしてまいります。
「とかちファンミーティング」とは、とかちファンの方々の知見を、十勝の人や企業に反映し、地域産業の活性化を図っていくことを目的とした事業の一環として開催されました。
7月27日は新たなとかちファンの方々にお集まりいただき、とかちファンの方々が感じている魅力を大いに語りあっていただきました。
18時の開場と同時に、多くの参加者が続々と入場。
参加者のみなさまの中からは、「開催を心待ちにしていた」なんて声も聞こえます。
オープニングとして、フードバレーとかち推進協議会の会長であり、帯広市長の米沢則寿 (よねざわ のりひさ) から挨拶をし、会はスタート。
「待望の開催を迎えることができ、嬉しく思います。とかちファン同士の接点をつくるこのファンミーティングが、とかちの持つ基本価値を磨き上げ、付加価値を作り出す。そんな風になればと考えておりました。この機会にぜひ、熱く議論を交わしてください。みなさまのとかちへの想いや意見をお待ちしています。」
今回のファンミーティングへの想いを伝え、参加者の士気も高まっているように見られました。
今回のファンミーティングは、3つのグループに分かれて進行。
3〜4人の参加者+ファシリテーターで編成されたチームで、グループワークをしていきます。
アイスブレイクでは、「今日呼びあいたいニックネーム」「とかちとの出会い」「とかちの好きな場所」を発表しあい、交流を深めていきました。
今日顔をあわせたばかりで、年齢も所属もバラバラ。
しかし、「とかちが好き」という気持ちはみんな一緒だからか、途切れることなく活発なアイスブレイクが繰り広げられました。
お互いの自己紹介を終え、和やかなムードで「グループ対抗とかちクイズ」がスタート。
十勝にまつわるクイズを3問出題。
答え合わせでは、解説を加えながら、とかちの情報や豆知識を楽しくお届けしました。
アイスブレイクで会場はすっかり温まり、本題のグループワークへ。
テーマは「十勝の好きなところ」。
①個人ワーク
自身が思う十勝の好きなところを付箋に書き出していきます。
②グループトーク
書き出した付箋をグループ内で発表します。
自分と同じ付箋に共感しあったり、違うことが書かれた付箋に感心したり、新しい発見を感じたり…互いの発表をじっくりと聞き、楽しく意見交換している様子が各グループから伺えました。
最後の発表に向けて、グループ内で意見をまとめ、十勝の好きなところトップ3を決めてもらいます。
③プレゼンタイム
全体に向けて、グループで決めたトップ3を発表。
Aから順にご紹介します。
【グループA】
1位 食
2位 自然豊か
3位 観光
じゃがいもだけでも様々な種類があることやジンギスカンなどから1位は「食」。2位「自然豊か」は、山や川などドライブにぴったりなロケーションが存在することから。3位は温泉やホテル、ガーデンなどの「観光地」を挙げていました。さまざまな意見が出たため、大きな単語でくくったとのことでした。
【グループB】
1位 乳製品&チーズ
2位 屋台
3位 スイーツ
良質な牛乳があり、それらを使った加工品の魅力から1位は「乳製品&チーズ」となりました。2位の「屋台」は、東京に存在する屋台とはまた違うアットホームな魅力があることから。そして3位の「スイーツ」は、お菓子やケーキなど幅広くあることからとのことでした。こちらのチームは、東京にもあるけれど十勝ならではな良さがあるものをピックアップしている印象でした。
【グループC】
1位 然別湖
2位 パッチワークの景色
3位 チーズ
周辺の景色やナキウサギが生息するほどの神聖な自然の印象から1位となった「然別湖」。十勝のいろいろな場所で見られる「パッチワークの景色」と、トップ2に景観が並びます。3位の「チーズ」は、種類が豊富にあり、土地や工房ごとの特色が楽しめることから選んだとのことでいた。
同じ「とかちが好き」という気持ちでも、気になったきっかけや好きになったポイントは十人十色。グループ内でも全体でも意見を共有しあうことで、違う視点で十勝を知ることができたり、新しい魅力を感じてとかちをさらに好きになった参加者もいたのではないでしょうか。
1つ目の活発なグループワークを終え、みなさんのお腹もすいたころ…
十勝産食材をふんだんに使ったお食事タイムがスタート!
十勝ロイヤルマンガリッツァ豚のステーキ、十勝産じゃがいものラクレットチーズ、十勝大豆の豆腐と豆のサラダ、鮭と十勝の冷静マヨネーズのタルタルソース、ますやパン、デザート盛り合わせ、十勝のチーズ盛り合わせ
などなど、十勝に住んでいてもなかなか一挙に食べることのできない贅沢なラインナップ。
お食事の時間中には、サプライズで今回のメニューにご協力してくれた3者のメッセージムービーが流されました。
ひとり目は、十勝ロイヤルマンガリッツァ豚を育てる「丸勝」の梶原専務。
ムービー後に、なんとアメリカから中継という形でご登場いただきました。
「私たちは本気で十勝ロイヤルマンガリッツァ豚を世界一の豚にすることを目指しています。そしてそれをきっかけに世界に『十勝』を広めていきたいと思います。」と熱い思いをファンに語っていました。
ふたり目は、今回のサラダに入っている豆腐を作っている「中田食品」の貴戸社長。
工場で豆腐が出来上がるまでの工程をムービーで紹介。
その後、十勝から中継でお話いただきました。
「十勝産小豆のように、大豆も全国の豆腐屋さんに使われています。まだ東京で私たちの豆腐を食べられる場がないので、これから東京のみなさんが気軽に食べられるように販売場所を増やしていきたいですね」とお話しいただきました。
最後は、デザートの盛り合わせに登場したナチュラルチーズケーキをはじめ、さまざまなお菓子・ケーキの製造を行う「トテッポ工房」の三井社長。
今年の1月にオープンしたばかりのカフェから中継。毎月変わるカフェメニューや、現在進めているカフェ内の壁画を公開。ライブ感あふれるご紹介に、会場からは思わず笑いが起こりました。
ムービーや中継もあり、とかちの会話を弾ませながらの楽しいディナータイムとなりました。
食事を終え、2度目のグループワークが始まります。
テーマは「十勝が好きな人を増やすにはどうしたらいいか」。
最初のグループワークと同じように進行。ひとつ目のカジュアルなテーマとは違う、現実味のあるテーマで参加者は真剣モードに。個人ワーク・グループトークともに、先ほどまでのワイワイとした様子とは異なる緊張感のようなものが会場に漂いました。
各グループでは熱い議論が繰り広げられています。
意見をまとめるのに苦戦する様子も見られ、時間を少し延長。グループごとのトップ3を発表いただきました。
【グループA】
1位 まずは来てもらう、食べてもらう、体験してもらう
2位 付加価値をつける
3位 伝えていく、発信していく
「十勝の魅力を知ってもらうには、まずは来てもらうことが一番!高いポテンシャルがあるからこそ、本物の十勝にふれ、体験してもらうことでその魅力を存分に感じてもらえる。その来てもらう糸口として、発信は欠かせないもの。十勝プラスアルファな付加価値とセットで発信していくことで多くの人に知ってもらうことができるのではないか。」と力説いただきました。
【グループB】
1位 十勝独自のコンクールの開催
2位 札幌から十勝に来てもらうことを提案する
3位 観光大使を上手に使う
1位は十勝ならではのコンクールを主催し、全国・海外の人が参加する形で十勝に来てもらう・知ってもらうというアイデア。2位は札幌から「十勝へと足を伸ばそう!」と思えるツアーやメリットを紹介していくというもの。そして3位の「観光大使を使う」ですが、調べていく中で十勝にはなんと50名もの観光大使がいることが判明(スタッフの私たちもそんなにいるなんて知らなかった!)。しかし、なかなか生かしきれていない状況に歯痒さを感じ、もっと活用していけたらいいのでは!とのことした。
【グループC】
1位 滞在型施設をつくる
2位 体験型コンテンツの形成
3位 メタバースシティをつくる
1位は、空き家などを活用し「滞在型の施設をつくる」というアイデア。ペットとの旅行がキャンピングカーになりがちであることから出てきた意見をもとにしたそう。2位の「体験型コンテンツの形成」では、十勝に住んでいる人と交流しながらできるワークショップを開催し、そこから滞在かを目指すとのこと。3位の「メタバースシティ」は、ネット上に十勝を作りあげ、コミュニティとして栄えていくとともに、住民登録もできるようにして人口日本一のまちにしていくという発想でした。新しいアイデアと熱の入った発表に、会場全体が関心していました。
最後は参加者・スタッフ全員で記念写真を撮影。
「あなたにとって十勝とは?」という問いへの答えを各々スケッチブックに書いてもらいそれを掲げて撮ることに。
みなさん思い思いの言葉にペンを走らせます。
ニッコリ笑って、ハイ!とかちぃ〜!
とかちが好きな人同士、さまざまな意見を交わすことで、
さらにとかち愛を深めることができたのではないでしょうか。
終了後も参加者同士でお話を楽しんだり、連絡先を交換したりしているようでした。
ぜひ参加されたみなさまには個別のやりとりはもちろん、この「とかちテーブル」を介して親交を深めていただけると幸いです。
「とかちテーブル」の管理人アカウントです。
北海道・とかちの魅力をたくさんの人に届けられるよう、さまざまな情報を発信していきます!
こんばんは、事務局の林です
秋冬の魅力を語る会、良いですね!!
十勝で集まって語り合える機会を作れたら良いなと思っているので、参考にさせていただきます!
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季節が変わったせいか、すでに懐かしさを感じます。今開催されたら、また違った秋冬の魅力を熱く語る会になりそうですよね、実現したい! (グループC)