2022/07/27
とかちの生産者
インタビュー
セブンイレブンのおにぎりにもなったブランド牛「豊西牛」
トヨニシファーム(帯広市)
牛肉本来の旨味に満ちた十勝を代表するブランド牛「豊西牛」
北海道十勝で実った味わい豊かな赤身肉「豊西牛」
先日、セブンイレブンのおにぎりでも登場し、全国区の人気を誇るブランド牛「豊西牛」。
「豊西牛」を育てる「トヨニシファーム」は北海道・十勝平野の中央部に位置する帯広市にあります。
トヨニシファームのはじまりは明治44年。初代代表小倉國松氏が天を覆う大木が生い茂り、クマザサが密生する未開の地を切り開き、苦労の末に入植したことが全てのはじまりでした。その後、4代に渡り、帯広の地で農業を経営しています。
昭和61年に30頭の牛からはじめた肉牛生産も、現在は5000頭の規模にまで広がっています。トヨニシファームは、牛肉を生産する上でも土壌の良し悪しは肉質に大きく影響すると考えています。そのため、北海道帯広市のきれいな水、新鮮な空気を何より大切にしています。
牛肉本来の旨味に満ちた赤身肉「豊西牛」
牛肉本来の旨味に満ちた赤身肉を2013年「豊西牛」としてブランド化。十勝の牛肉の美味しさを、地元をはじめ、北海道、さらには日本全国の人に知っていただくため、自分たちの誇りと責任をかけ「豊西牛」の名を冠して販売しました。
豊西牛はホルスタイン種の雄で、そのほどんどが地元十勝で生まれた子牛です。牛肉の旨さを左右するストレスをかけないよう、生まれてから20ヶ月は牛にとって過ごしやすい環境づくりを心がけ、一頭一頭の成長を記録・管理しています。牛たちに与えられる飼料は、もちろんトヨニシファームオリジナル。粗飼料は自社農場で育てたデントコーンや麦わらを使用。配合飼料は哺育・育成・肥育と、飼育段階に合わせて独自の配合割合でつくるオリジナルブレンドです。そのほかにも、米ぬかや十勝の農産物の発酵飼料なども使用しています。
おいしさでたくさんの「うれしい」を生み出し、人々の人生を豊かに
おいしいものを食べるとき、人は人生の豊かさを感じます。トヨニシファームではおいしさからたくさんの「うれしい」を生み出し、人々の人生を豊かにしたいと考えています。
挽き肉や鍋用ホルモン、ローストビーフなど、自宅で簡単に調理できる商品を展開しています。
また、お客様がどんな顔で自分たちが育てた牛肉を食べているかその表情を牧場スタッフに感じてほしいという思いから、イベント出店用の商品としてカルビ串も開発しました。
十勝管内の食イベントを中心に、さまざまなイベントに出店しています。熟成ステーキや豊西牛100%ビーフハンバーグに並ぶ、トヨニシファームの人気商品です。
2021年7月、新ブランド「帯広牛 BLENDED BEEF」をリリース
そして、昨年2021年7月、トヨニシファームから新ブランド「帯広牛 BLENDED BEEF」が誕生しました!
ヘルシーな赤身を好む方や美味しい霜降りの肉が欲しい方など様々な声も聞こえてきたことから、元々、黒毛和牛の飼育で十分な経験と実績を積んでいたトヨニシファームは、あらゆるニーズに応えていくため、2016年交雑種 (F1) の飼育をはじめました。2018年より出荷し、ついに2021年ブランド化。
交雑種 ( F1 ) はオスの黒毛和牛とメスのホルスタインなど違う種を交配し、双方の血統のよいところを兼ね備えた大変優れた牛です。霜降り具合が程よいことから“牛肉通“の間でも、食べやすいと人気を集めています。
私たちの食卓においしさと幸せを届けてくれるトヨニシファームから、ますます目が離せません。
<豊西牛や帯広牛の取扱店はこちら>
https://toyonishifarm.co.jp/shops.php
<トヨニシファーム>
https://toyonishifarm.co.jp/