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ビジネス

ヤマチュウ、東京で何してるの?

はじめに

こんにちは。

前回、ヤマチュウとは「とかちのおいしいを届ける会社」、「生産者と実需者を繋ぐ会社」とご紹介しました。

 

そんなヤマチュウにも、実は東京営業所があります。

今回は、とかちの会社が東京で一体何をしてるの?というお話です。

 

東京営業所の成り立ち

ヤマチュウ東京営業所は、東京の神保町にあります。

2017年に、北海道食材の更なる販路開拓や、マーケットの情報収集、実需者の生の声を栽培現場や加工現場に反映させることを目的に開設されました。

 

営業所には、小麦を使った商品開発や試作、勉強会などをするためのテストキッチンも設けられています。

大きなミキサーやオーブンが並んでおり、まるでパン屋さんのようです!

ここでパンや小麦粉の販売はしていないのですが、営業所の外観をみて「小麦粉買えますか?」「パン屋さんですか?」と聞かれることも……

このテストキッチンが出来たことで、小麦粉や小豆などの「原料」の状態から「食べて評価いただける形」にしてご提案出来るようになりました。

東京営業所の役割

東京営業所は10人にも満たない小さな組織ですが、大きな役割を背負っています。

 

1.徹底的にマーケットに寄り添うこと。

2.北海道・十勝の生産物の価値を最大化させること。

3.実需・食品加工業との連携を創り出すこと。

 

実際に私たちの小麦粉や豆類、野菜などを使用してくださる実需者の方々の声に耳を傾けながら、北海道・十勝の恵みを広めていくことが、東京営業所の役目です。

東京営業所の取り組み

実際にどんなことをしているかと言いますと、

実需者の方の「こんなパンが作りたい」という声に合わせて小麦粉のご提案をしたり、

テストキッチンで一緒に新商品の試作をしてレシピを考えたり、

今流行りの冷凍パンに適応したパン生地作りの実演会を開いたり、

十勝から来た生産者さんと一緒に新たな食材のご提案をしたり……

幅広い活動をしています。

 

夏にはパン屋さんやお菓子屋さんを十勝にお連れして、普段使っていただいている食材の畑を見たり、生産者さんと交流したりするツアーも実施しています!

そこで北海道・ヤマチュウファンになってくださった方のなかには、パン屋で北海道フェアをしてくださったり、繋がった生産者さんの畑から出るフードロスを活用したパンを開発してくださったりすることも!!

東京営業所の強み

このような生産者さんと実需者の方、双方の「顔の見える関係性」を構築することで、より美味しいものを一緒に作ろうという素敵な取り組みが生まれるのです。

これができるのは、生産者と実需者の間に立っている、ヤマチュウ東京営業所ならではの強みです!

 

今後は実需者の方だけでなく、消費者の方も、生産者さんとオンライン・オフラインで繋がれるようなイベントをやっていきたいと思っています。

 

「つくるを食べるのもっと近くに」、これを実現させるべく、東京営業所をもっと活用していきます!

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました!

次回からは、私が東京営業所で携わった取り組みや、ヤマチュウの小麦粉を使ったパン屋さんなどのご紹介をしていきたいと思います。

 

ご感想やご質問など、お気軽にコメントいただけると喜びます!

よろしくお願いいたします!

キャベツ

たかしま ちさと

十勝の人と、食と、風景に惚れて、十勝の会社に転職した人です。
「つくるを食べるのもっと近くに」をモットーに、東京で十勝のおいしいものを届けるお仕事をしています。
趣味は農家さん、酪農家さんをまわることです。

https://www.yamachu-tokachi.co.jp/

  1. いつも楽しく拝見してます。
    ぜひ十勝産小麦をつかったラーメン屋さんも紹介してください!!

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