前回は、私ととかちとの出会いについてお話しました。
今回は今、私がどうやってとかちにかかわっているのか、これまでに至る経緯についてお話します。
裏話
自己紹介②
とかちの会社に転職しました。
前回は、私ととかちとの出会いについてお話しました。
今回は今、私がどうやってとかちにかかわっているのか、これまでに至る経緯についてお話します。
2021年4月。実は、新卒で入社した会社は、とかちとは全く関係ない、東京のベンチャー企業でした。
京都から上京し、食や農業とはかかわりのない仕事をするという、学生時代とは真逆の環境に飛び込んだのです。
東京での新社会人生活は、刺激的で学びも非常に多かったです。
ただ。自然に触れる機会がない。丁寧に食事をする時間がない。こういった生活が私の心を苦しめました。
その後、転勤で関西に戻ってこれたものの、やっぱりなんだか窮屈だなあ。自然に帰りたい。おいしいものを食べたい。
そう思った私が休みを取って向かった先は、とかちでした。
社会人になって初めての有給とシルバーウィークをとかちに費やし、学生時代にお世話になった農家さんや酪農家さんのもとを訪れました。
久しぶりに会いたかった人たちと、大自然の中で体を動かして、おなかをすかせて、一緒にごはんを食べる。
このシンプルなことが、何よりも幸せなんです。
そんな私がごはんをおいしいおいしいって言いながら食べるのをみて、農家さんや酪農家さんがすごく喜んでくれて。
やっぱり自分で育てた農作物や手料理をおいしいって言ってもらうこと、それが生産者さんの何よりの喜びなんだなと感じました。
私は、そんな生産者さんの喜ぶ顔をみたい。
生産現場に足を運んでいる私だからこそ知っているおいしさと、生産者さんの想いがある。
それを私が伝えたい。
久しぶりに自分の心がワクワクして、やる気がみなぎってくるのを感じました。
やっぱり私は食と一次産業にかかわりたい。
そう思ってから転職するまで、そんなに時間はかかりませんでした。
転職すると心に決めてから、たまたま関西でお会いしたのが、学生時代にとかちの農業インターンで出会った、株式会社山本忠信商店(通称 ヤマチュウ)の方でした。
ヤマチュウは十勝の音更町に本社があり、「つくるを食べるのもっと近くに」というミッションを掲げながら、十勝の食材を全国のパン屋さんや和菓子屋さんなどに卸している会社です。
学生時代からヤマチュウのことはよく知っていて、企業理念にも共感しかしていなかったので、勝手に大ファンでした。
そんなヤマチュウの方が、たまたま出張で関西に来られていたので、とかちで再認識した私の食への熱い想いをぶつけました。
…もうおわかりですよね。笑
「じゃあうちくる?」「行きます!!」のとんとん拍子で、転職が決まりました笑
ヤマチュウに入社してからは、十勝本社での研修を経て、半年ほど関西や東京にあるグループ会社のベーカリーで働きました。
そして2022年7月からはヤマチュウの東京営業所に配属され、東京に拠点を置いています。
…と言いつつも、7月は小麦の収穫シーズンのため、1か月ほど十勝本社に出張しておりました!
こんなかんじで、東京を拠点に十勝と関西とを飛び回り、生産地と消費地の両方を知りながら両者をつなぐ。
それが私の仕事です。
長くなりましたが、これが私ととかちのご縁の全貌です。
私という人間がどうしてここまでとかちにかかわるようになったのか。その裏側をお話ししました。
今後は、ヤマチュウの仕事でかかわる生産者さんやパン屋さん、そして私の勤めていた北海道産小麦のパン屋さんなどのお話をしていきたいと思います。
とかちのおいしいものを関東や関西で楽しめるお店も紹介します!
ぜひぜひ、こんなの知りたい!教えてほしい!などがありましたら、コメントいただけますと幸いです。
よろしくお願いします!
十勝の人と、食と、風景に惚れて、十勝の会社に転職した人です。
「つくるを食べるのもっと近くに」をモットーに、東京で十勝のおいしいものを届けるお仕事をしています。
趣味は農家さん、酪農家さんをまわることです。